大成建設/第3四半期 不況の風速(通期)8.5メートル
同社は、日本経済は、景気回復に力強さを欠き依然として需給ギャップが大きいことから、デフレの改善が進まない状況が続いている。
国内土木市場は、公共事業関係費の大幅な減少が続いており、また、国内建築市場は、日本経済
の景気回復のテンポが弱く、国内企業の海外投資比率が高まる傾向にあり、国内投資の縮小が懸念される状況にある。
当第3四半期の経営成績については、売上高は主として土木事業及び建築事業の減少により前年同期比▲15.4%減の8,555億円となった。また、売上総利益(粗利)は、建築事業が同社の利益率改善により増益となったものの、土木事業及び開発事業の減益により同▲1.6%減の873億円となったとしている。
大林同様、あまり説明することがないようである。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第3四半期 | 1,011,738 | 25,675 | 19,144 | 27,936 |
11年3月期第3四半期 | 855,520 | 28,553 | 18,337 | 7,311 |
前第3四半期比 | 84.6% | 111.2% | 95.8% | 26.2% |
11年3月期通期予想 | 1,320,000 | 37,000 | 23,000 | 12,000 |
10年3月期実績 | 1,441,975 | 35,627 | 27,739 | 21,222 |
通期予想/前期比 | 91.5% | 103.9% | 82.9% | 56.5% |
[ 2011年2月10日 ]
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