アイコン 福山コンサルタント(福岡市博多区)/中間期

公共工事である道路・橋梁・鉄道等の調査・設計を行うコンサルタント会社の同社は、建設コンサルタント業界について、国および地方公共団体の公共投資予算の見直しと縮減が継続しており、厳しい価格競争が続いている。

このような状況の中で、技術競争力の強化を基本施策として、点検から診断・対策までワンストップでソリューションを提案するバリューチェーン型の組織・事業展開によって、技術並びにマーケット開拓を進め、受注の拡大と品質の確保を最重要課題として業績の向上に努めている。
具体的には、平成22年9月、経済産業省の地域イノベーション創出研究開発事業として産官学で研究を進めてきた「無線センサーネットワークによる橋梁の健全度診断システム」の成果として、第一弾(異常時対応版)の製品販売を開始した。
なお、官公庁の会計年度末に完了・納入する業務が大半を占める関係上、売上高は第4四半期に集中する。そのため、例年第3四半期までは経常損失、第4四半期で経常利益となることが常態となっているとしている。
 過去儲かり過ぎた公共事業も、未来永劫財政難から減少していくことは疑いようもなく、同社も新しい分野を模索しているようである。 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年6月期第2四半期
758
-459
-457
-293
11年6月期第2四半期
815
-493
-490
-333
前第2四半期比
107.5%
107.4%
107.2%
113.7%
11年6月期通期予想
5,600
220
220
100
10年6月期実績
5,434
220
222
124
通期予想/前期比
103.1%
100.0%
99.1%
80.6%

 
[ 2011年2月10日 ]
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