アイコン 【厚労省】放射能の食品安全値変更せず  安全教育の山下教授は・・・

マスコミも池上彰も枝野も嘘つき、安全だ安全だと言っていたが、かろうじて厚労省薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会が、先の飲食物の摂取制限に関する指標値を、そのまま暫定規制値として規制すると発表した。放射能で汚染され、安全基準以上に汚染された食物を規制する。
これまで安全値の数値の食物を、1年間食べ続けても絶対安全だと殆どのマスコミや学者が何回ともなく報じてきた。そこまで安全だから、暫定数値を緩めるべきだと多くの学者やテレビ出演者が発言してきた。
しかし、厚労省薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会は規制値を緩めることはなかった。

当の安全規制数値を作成に関わった学者が、安全数値の上限数値は1回こっきりの最高数値、その後は放射能数値が半減して減少していくことを前提とした安全暫定基準であると証言している。(放射能が瞬間的に大量に野菜畑などに降り注ぐことを想定したものであり、恒常的に濃度が濃い放射能が、野菜に降り注ぐということは前提にしていない)

安全上限数値の野菜を食べ続けても安全だと言っていたのは、殆ど電力業界や東電から寄付金を貰っている東大などの御用学者である。
そこまで安全だというのならば、彼らや彼らの家族に1年間を通じて安全上限数値のままの野菜を食べさせてみろと言いたい。御用学者に金を払ってそうした内容を喋らせているマスコミの報道責任はどこにあるのだろうか。所詮、広告主に頭が上がらぬ放送業界である。

<チェルノブイリ先生>
一体全体、どれほど汚染した食物を食べたら危険なのか、発ガン率は・・・・、結局、誰もまだ分かっていない。性質(タチ)が悪いのが、長崎大学のチェルノブイリ先生、御用学者。
チェルノブイリの件では・・・現地ロシアの科学者と真っ向から対立する見解を述べている。
長崎大学のチェルノブイリ教授は、原発事故から5年以上経過して、現地へ赴き医療調査しているが、行く前までに死亡した人が何人なのか、秘密国家ソ連の虚偽数値を鵜呑みにしたのではないのか。チェルノブイリから集団で強制的に遠くへ移転させられた住民たちを診たのか、先生の安全宣言は、怖いほど疑問を生じる。先生は笹川日本財団が派遣していた。
先生は、福島県のアドバイザーになっている。

先の数値を作った元委員は、実名入りで新聞記事になったものの、国民を惑わすもの、として、知る限りテレビ局は一切、登場させていない。
これまで発表されている安全上限数値は、大人300ベクレル以下、妊婦や赤ちゃん100ベクレル以下という数値となっている。

  筆者は、放射能に汚染された野菜の安全性を正確に知るためにこうした記載をしているが、福島県や茨城県で、既に放射能安全チェックにかかった野菜がいくつも公表されている。しかし、産地は福島県や茨城県のごく一部のものである。
それも野菜により異なり、枝野は早急にそうした地域の汚染度や作物を調べ、福島県産の地域・商品別に安全性を発表するとしたが、役人がやることでとにかく遅い。これまでに想定されていたことでもあり何故事前に用意しないのだろうか。(試験する機材がちょっとしかないとのこと、・・・日本の危機であり、全国から即刻集めるべき事項である)

  福島県に降り注ぐ放射能量は、水素爆発した時やその後の放水作業により、放射能を含んだ蒸気や熱放散に伴う場外飛散した放射能が、風に乗り遠くへ飛散している。
その時々の風向きにより異なるが、人も住み何の指定もされていない30キロ圏外の浪江町赤宇木(気象庁番号32)の観測地辺りは、いつも数値が高くなっている。枝野は知っているから責任重大。

しかし、最近では、その一角から遠く離れている場所では、それほど降り注いでいない。また放射性ヨウ素の半減期は8日間であり、8日前からのデータを見ていけば、放射能の飛散具合や土地の汚染度合いも判別できる。空気計測では、30キロ圏外では、赤宇木地区一帯を除き殆ど安全域にある。
  
炉心冷却が更に進めば、反応も鈍くなり、放射能の放散度合いも少なくなっていく。そのためには炉心を冷やし続けるしかないが、海へチョー高濃度の放射能汚染水が漏水して、その対応に追われている。
5日水ガラスの投入により、漏水度合いが少なくなってきており、完全封じ込めに成功すれば、炉心冷却に再度かかれる。
しかし、NHKが夜の番組(5日)で、現場作業員への取材(顔隠し、音声変え)を放映、その作業員は1ヶ所ではなく、あちこちで海へ漏水していると証言した。
それが事実ならば、テレビ局は国民に対して、結果的に正確な情報を流していないことになる。マスコミも利用されていることになり、知らなかったでは無知の涙になってしまう。

<魚の悲劇>
千葉県の銚子漁港では、既に高濃度に汚染された魚が漁獲されている。食物連鎖が恐いが、第一原発の近隣の海草・エビ・小魚・黒鯛・メジナ・カサゴ・地鰺・石鯛・カワハギ・・・、底物のハゼ・カレイ・ヒラメ・・・近海物や近海回遊魚まで危険にさらされている。(福島原発の現状は、人間を取るか、海を取るかという瀬戸際なのである)

福岡市には、アメリカなどから小麦が荷揚げされている箱崎埠頭(福岡市東区)がある。以前、その岸壁で魚を釣っていたら、裏表とも真っ白のカレイや腰が曲がったハゼがかかり、そうしたことが数回、偶然ではなかった。その後そこには一度も釣りに行ってはいない。埠頭に落ちた小麦やトーモロコシが海の中で腐り、プランクトンが発生、そのプランクトンを食べたカレイやハゼである。食物連鎖である。 
水俣病も然り。
放射能で異形になった魚が出ないように祈る。異形になった魚をいくら安全だから食べろと言われても誰も食べないだろう。放射能は遺伝子に影響を与える。

 茨城県神栖市の「はさき漁協」所属の底引網漁船「第5松丸」(15トン)が5日、千葉県銚子市の銚子漁港・市場に水揚げを拒否され、引き返していた。銚子市漁協は、茨城沖の水産物は安全性が確認されていないとして安全確認が取れるまでは受け入れていないとしている。2日鹿島灘で取れた魚は安全であると試験場が発表したが、この間、チョー濃い濃度の放射能汚染水が福島原発から漏水しており、日毎変化する。また同試験場は、ヨウ素の検査は、魚の検査項目になく、していないという。
第5松丸は、震災から、やっと立ち直るための初の漁であったが、取った魚類を千葉の市場が受け入れなかった。入荷を断るならば、銚子漁港側に即時に判定できる機器の設置が求められる。国がそうした出先を設けるべきだ。安全を更にコストのかかるものにしてしまったトウデン。

原発  

[ 2011年4月 6日 ]
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