アイコン 人に優しくない菅政権、何故30キロ圏外の高い放射能飛散域を指定しない

菅政権は、IAEAの勧告を無視して、30キロ圏外の飯館村や浪江町の高放射能汚染地区を何も指定しない。これは、今後の補償問題に直結することや、他地域とのバランスから、何も指定しないのであろうが、人に非常に優しくない枝野・岡田・菅・仙石らの政権である。
高い数値が続いているデータがあっても「直ちには影響しない」とまだ言い続けている。震災という自然災害で延命している菅政権、最悪の政権下での人災害となっている。

毎日新聞4月5日:
文科省は5日、先月28日に福島県飯舘村内の40ヶ所で採取した土や草から1キログラム当たりで、放射性ヨウ素131が1万3200~15万8000ベクレル、放射性セシウム134は3670~5万4700ベクレル、放射性セシウム137は3800~5万8500ベクレル検出されたと発表した。
小中高校の砂などからも放射性物質が検出された。文科省は「ただちに健康に影響を与える数値ではないが、舞い上がった砂などが口に入らないように注意したほうがいい」と説明。
 福島第1原発の爆発事故以来、高い放射性物質が検出されている飯舘村について調査が必要と判断した福島県が土、砂、草を分析し、文科省にデータを提出した。
 学校施設では、
深谷地区の高校の土(ヨウ素131が8万2800、セシウム134が3万3500、セシウム137が3万6300)
草野地区の小学校の砂(同3万5500、同2万8900、同3万2500)
伊丹沢地区の中学校の土(同4万8000、同2万2500、同2万4500)
=単位はベクレル=などから検出された。
半減期はヨウ素131が8日、セシウム134が2年、セシウム137が30年。
 先月23日から4日までの累積放射線量は、原発から北西約30キロの同県浪江町の国道399号沿いで10.99ミリシーベルト、北西約32キロの飯舘村で6.482ミリシーベルト。
 爆発のあった12日~22日までが一番、放射能が地域一帯に放散している(データ隠し)


 原発から20~60キロ離れた福島県内42ヶ所の屋外で5日実施したモニタリングカーによる調査では、1時間当たりの大気中放射線量は0.3~58.3マイクロシーベルトだった。気象庁番号32、浪江町赤宇木は30キロ県外ながらいつも高濃度である。現在も人が住んでいる、やさしくない民主党政権。
 
毎日新聞4月4日:
京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)らのグループは4日、福島県飯舘村の放射線レベルについて、毎時10マイクロシーベルトを超える値が認められたとする調査結果を公表した。
 グループは3月28、29両日、村内の130ヶ所で放射線量を測定。5ヶ所で採取した土壌内の放射性物質を分析した結果、福島第1原発2号機で爆発が起きた先月15日時点の同村の放射線量を最大で毎時200マイクロシーベルト程度と推測した。
同日から90日間の積算被ばく量を南部で95ミリシーベルト、北西部で30ミリシーベルトと予想している。
 原子力安全委員会の基準では、外部被ばく予想線量が10~50ミリシーベルトで屋内退避、50ミリシーベルト以上で避難となる。今中氏は「国の想定以上の汚染があるのではないか」としている。
 
毎日新聞4月2日:
文科省は2日、福島第1原発から北西約30キロの福島県浪江町国道399号沿いの累積放射線量が、8.985ミリシーベルトに達したと発表した。
3月23日以降214時間の累積で、浪江町内の他3地点▽4.078ミリシーベルト▽4.127ミリシーベルト▽1.807ミリシーベルト、北西約32キロの飯舘村の5.339ミリシーベルトが、人工被ばく年間限度(1ミリシーベルト)を超えている。
(得意のデータ隠し)
爆発のあった12日~22日までが、一番放射能が地域一帯に放散した時期である。
 
[ 2011年4月 7日 ]
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