アイコン 30キロ圏外の浪江町赤宇木手七郎地区の放射線量推移 西山審議官略歴

先般、枝野君が完全防護服を着て福島原発の20キロ圏内を視察した。その一方で、記者がマスクもせず普段着で取材していた。原発から発する放射能放散量が爆発当初と比べ大幅に減少してきていることから、20キロ圏内においても風向き等により、まだ高いレベルのところもあれば、低い数値しか示さない地も多くなっている。現地に陣取る記者はそうしたことを承知して普段着でも取材していたのであろう。ちょっと無謀かとも思う。

国は、11日やっと福島県浪江町、飯舘村、葛尾村の全域および川俣町と南相馬市の一部に対して「計画的避難区域」に指定した。しかし、1ヶ月内に避難してくれと分かったような分からないような指定の仕方である。
浪江町赤宇木手七郎地区は、3月23日から文科省が発表以来、20キロ圏内の判明している所よりも多くの放射能飛散量が計測されていた。しかし、指定もせず放置、やっと「計画的避難区域」として指定に踏み切った。東電補償=国家補償の問題に対して、自分の考えを持たなくなった枝野君が、東電や国に配慮していたのであろう。

一般人の年間の被曝量の国際基準は1ミリシーベルト、「赤宇木手七郎地区」の放射線量が年間平均20マイクロシーベルトと仮定して、20×24時間×365日=175,200マイクロシーベルト=175ミリシーベルト(屋内にいて少し減ったとしても半分も減らない)、こうしたところに人を30キロ圏外として放置していた。

枝野君は単なるスポークスマン、保安院の記者会見でお馴染みの西山審議官は、原子力に詳しい担当専門官と思いきや、単なるスポークスマン、保安院とも全く関係ない人物である。
一番具体的且つ詳しいのは東電の記者会見となってしまうが、情報の小出ししかしない。当然菅から叱られたことから、一回内閣府に喋る内容の許可を得てから、説明内容の制御統制されて始めて説明しているのであろう。しかも、枝野や西山の記者発表は、いまだ御用学者にしがみついたものであり、信用しろといわれても信用できるものではない。

西山たち保安院が、外国記者クラブで状況報告したところ、西山ほか5名が説明に当ったものの、外国人記者は4名しか現れなかったそうである。嘘つき西山を外国人記者たちはとっくに見抜き、価値のない会見と判断している。
しがみつく菅は、策略家仙石の意図するところで動いているようである。辞め~い。
 

西山英彦審議官は保安院の審議官ではない
1980年
 東京大学法学部卒業。通商産業省入省。
1984年
ハーバード大学法科大学院修了。
1998年
ジェトロニューヨークセンター次長
2001年
経済産業省通商政策局米州課長
2003年
原子力安全・保安院企画調整課長
2006年
大臣官房総務課長
2007年
資源エネルギー庁電力・ガス事業部長
2009年
大臣官房審議官(通商政策局担当)
 
・何れ東電に天下るような人物である

これでは質問に答えることもできないのがよく分かる。

   30キロ圏外 浪江町赤宇木(32)
4月20日
 
4月19日
 
4月18日
28.6
4月17日
23.1
4月16日
25.3
4月15日
22.5
4月14日
21.3
4月13日
27.0
4月12日
26.4
4月11日
23.9
4月10日
25.2
4月9日
26.1
4月8日
24.6
4月7日
27.8
4月6日
25.8
4月5日
26.0
4月4日
32.7
4月3日
32.7
4月2日
34.0
4月1日
36.2
3月31日
38.0
3月30日
41.6
3月29日
43.0
3月28日
45.0
3月27日
50.0
3月26日
45.0
3月25日
63.5
3月24日
65.0
3月23日
74.0
12日~15日の水素爆発時点が最大、一番危険な12日~22日データ未公表
単位:マイクロシーベルト/時

放射線量推移
[ 2011年4月19日 ]
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