チヨダウーテ(5387)/京都府在住の建設従事者からアスベスト訴訟受ける
同社は、京都府の建設従事者とその遺族よりアスベスト訴訟が提起され、平成23年6月13日訴状の送達を受けた。
1、 訴訟の名称
京都建設アスベスト損害賠償請求訴訟
2、当該訴訟の提起があった裁判所及び年月日
京都地方裁判所 平成23年6月3日
3、原告
京都府在住の建設従事者とその遺族11名
4、被告
国及び当社を含む建材メーカー44社
5、当該訴訟の内容
原告らは、石綿関連疾患に関して、国に対し、国家賠償法に基づき、また建材メーカー44社に対し、民法に定める不法行為責任に基づき、原告一人当たり金3,850万円(弁護士費用を含む)総額4億2,350万円及び遅延損害金の支払を求めているもの。
6、今後の見通し
原告らからの請求に対し、法廷の場において適切に対応していく。なお、現時点において、同社の業績への影響は不明。
今後の訴訟の経緯については、必要に応じ適時開示を行っていくとしている。
因果関係が、難しいと思われるが、従事していた客観的な証拠と病名が肺がんや中皮腫の場合は、企業は問われることになろう。今回の訴訟は氷山の一角である。
福岡市でも吉塚にアスベストの大きな工場が昔あったと建材屋さんが言っていた。今では大きなマンション群が建っているが。
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