アイコン 塩見ホールディングス/監査法人と見解の相違とするが 11月8日上場廃止へ

建設コンサルを目指していたが社はボロボロ状態の同社は、第1四半期の決算について、監査法人は債務超過と看做し、会計処理の修正を求めたものの同社は修正せず、提出期限を遅れ、且つ提出された有価証券報告書には、監査法人の「意見の表明をしない」とした監査報告書を添付していた。その後も監査報告書は提出されないままとなっていた。

その後9月20日、前期決算書や第一四半期決算書の修正した債務超過の決算書が提出されたものの、減損の兆候による処理の見解が相違していた。(資産価格が50%以下の評価であっても、売却予定価格が50%以上ならば、減損処理の適用を除外できる・できないという問題)。
9月30日、同社はね子会社の㈱沖広産業を売却して、単体で特別損失約▲30億3千万円を計上、連結で特別損失として▲約24億1百万円を発表していた。
同社は監査法人の「意見の表明をしない」という監査証明書を付けて有価証券報告書を大証に提出していたため、大証は、投資家に対して、重大な問題が生じる恐れがあったとして、10月7日整理銘柄に指定、11月8日上場を廃止すると通知したもの。

9月20日提出されていた第1四半期の状況。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第1四半期
94
-203
-487
-468
12年3月期第1四半期
78
-253
-404
-431
前年同期比
83.0%
 
 
 
12年3月期通期予想
 
 
 
 
11年3月期実績
388
-429
-808
2,152
12年3月期第1四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
14,632
-68
-68

 
 
[ 2011年10月11日 ]
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