アイコン 沖縄銀行安慶田支店に強盗!(沖縄県・未解決事件)

師走の街を強盗が走る!  

沖縄銀行

昭和61年12月30日、今からちょうど25年前の師走、沖縄銀行安慶田支店で強盗事件が発生した。犯人は現金200円余をわしづかみにして逃走していたが、事件は犯人も捕まらず未解決のまま、時効に終わっている。
当時、筆者は事件現場の近所に職場があり、長女はすぐ近くのコザ小学校に通う小学校1年生だった。
そんなこんなで、年末が近くなると思い出す事件であった。ところが最近、コザ周辺(沖縄市・うるま市)で、この強盗事件の犯人に関する映画にしても面白いような噂が聞こえてきている。
当時の新聞から事件を検証してみる。

「沖縄タイムス・昭和61年12月31日(水曜日)から抜粋」

”200万円余をわしづかみ”
短銃で?で行員を脅し!

暮れも押し迫った晦日(みそか)の三十日、沖縄市内で銀行強盗が発生、現金249万円余を強奪して逃走。さらに、交通死亡事故多発で非常事態宣言が続くなか宜野湾市内で、自転車に乗って遊んでいた四歳の幼児がワゴン車に頭をひかれ死亡、まさに大荒れの年の瀬となった。銀行強盗事件は、同日午前十時二十分すぎ、沖縄市安慶田支店(高江洲政義支店長以下行員十一人)にモデルガンのようなものを持った男が押し入り、カウンター内にいた女子行員を脅して現金二百四十九万四千円を強奪、車で逃走した。通報を受けた沖縄署は「沖縄銀行安慶田支店における持凶器強盗事件捜査本部」(本部長・渡久地政徳署長以下百五人体制)を設置、犯人の行方を追っている。【沖縄タイムス・昭和61年12月31日(水)】

これだけの捜査本部の目を潜り抜けて、犯人は時効までウンコの力かウコンの力で逃げ切っている。まもなく事件から25回目の師走やってくる。いくら事件が時効になっても強盗犯は強盗犯である、ボランティアではない。うるま市やコザ周辺で事件を嘲笑う強盗犯のボランティックな人物像が浮かび上がっている。
 

沖縄新聞
[ 2011年11月28日 ]
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