パワービルダーの飯田産業/4月期第2四半期 年売上高伸長は変わらず
同社は第2四半期について、属する戸建分譲住宅業界は、住宅ローン減税、贈与税非課税枠拡充などの政府による住宅に関連する景気刺激策などの後押しによって、新設住宅着工戸数(分譲一戸建)は、平成22年1月以降、平成23年5月は前年実績を下回ったものの、8月まで前年実績を上回り、新設住宅の牽引役として、実績を挙げた。
しかし、住宅版エコポイント制度、フラット35S金利の1%引下げが、それぞれ、7月末、9月末で終了したこともあり、9月、10月は、新設住宅着工戸数(分譲一戸建)が前年実績を下回った。
このような環境下、引き続き用地仕入の厳選、建設単価の抑制、低価格帯の供給および早期販売の徹底などを行うとともに、販売費及び一般管理費の節減にも努めた。
この結果、戸建分譲住宅については、当第2四半期連結累計期間における決済棟数は、1,961棟となり、売上高は609億12百万円(前年同期比10.5%増)となった。
マンション分譲は、当第2四半期期間における売上戸数は、57戸となり、売上高は19億38百万円(前年同期比39.0%増)となった。
当第2四半期間の売上高は、659億44百万円、営業利益は67億05百万円、経常利益は63億88百万円、当期純利益は36億22百万円となった。
なお、前第2四半期連結累計期間との比較では、売上高は9.6%増収となり、営業利益は▲8.3%、経常利益は▲9.1%、当期純利益においては▲13.4%と各々減益となった。
通期では、売上高は18%増を予想、利益についても微増の見通しである。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年4月期第2四半期 | 60,178 | 7,315 | 7,028 | 4,184 |
12年4月期第2四半期 | 65,944 | 6,705 | 6,388 | 3,622 |
前期第2四半期比 | 109.6% | 91.7% | 90.9% | 86.6% |
12年4月期通期予想 | 142,000 | 14,230 | 14,000 | 8,300 |
11年4月期実績 | 120,304 | 14,033 | 13,364 | 8,296 |
10年4月期実績 | 114,162 | 10,872 | 10,367 | 5,949 |
09年4月期実績 | 104,103 | 2,679 | 1,774 | 795 |
通期予想/前期比 | 118.0% | 101.4% | 104.8% | 100.0% |

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