大村湾起源の田崎真珠/10月決算 コストカッターだけでは生き残れない
可処分所得が減少し続ける不況下、真珠も通販でバッタ売り状況となっている。そうした中、同社は大リストラを敢行して、コストをゴーンばりにカットしてきたものの、今や必需品の車と気持ちの真珠との違いが出てきている。
以前、福岡店の購入依頼を受け、同社に好条件の売却を打診したが、全く考えていないとの事で断られた。同社にとって、銀座の店舗は商品価値を高めるためにシンボルとして必要であろうが、福岡店は必要なかったはずである。もう買い手もおらず撤退するにしても大きな撤退コストがかかってしまうだけ。
高級宝飾品に対する大きな時代の流れを理解できていないようだ。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年10月期 | 15,232 | -2,300 | -2,750 | -2,691 |
11年10月期 | 14,298 | -1,264 | -1,497 | -2,142 |
前期比 | 93.9% | |||
12年10月期予想 | 16,000 | -900 | -1,100 | -1,200 |
09年10月期実績 | 18,783 | 97 | -370 | -7,405 |
08年10月期実績 | 29,570 | -2,451 | -3,902 | -16,257 |
来期(12年)予想/11年期比 | 111.9% | |||
11年10月期実績 | 総資産 | 純資産 | 自己資本 | 自己資本率 |
18,317 | 11,314 | 11,314 | 61.8% |
[ 2011年12月14日 ]

モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメントする