アイコン 7~9月設備投資大幅減少  消費不況・円高・世界経済減退・大震災・原発爆発・タイ水没・・

 財務省が2日発表した2011年7~9月期の法人企業統計によると、金融機関を除く全産業の設備投資額は前年同期比9.8%減の8兆6183億円で、2四半期連続マイナスとなった。

業種別にみると、製造業では、情報通信機械、生産用機械、金属製品などで増加したものの、食料品、鉄鋼、輸送用機械などで減少したことから、製造業全体では△1.6%(同△2.0%)となった。一方、非製造業では、卸売業、小売業、運輸業、郵便業、建設業など多くの業種で減少したことから、非製造業全体では△14.3%(同△10.7%)となった。

東日本大震災の影響が続いたことに加え、世界的な景気減速で需要の先行きに対する不透明感が強まったことが響いた。

 売上高は1.9%減の330兆7420億円、経常利益は8.5%減の9兆8362億円で、いずれも2期連続のマイナス。7月以降の1ドル=80円を切る円高の進行も企業業績に影響した。

業種別にみると、製造業では、石油・石炭、金属製品、輸送用機械などで増収となったものの、電気機械、食料品、化学などで減収となったことから、製造業全体では△1.7%(同△12.3%)となった。一方、非製造業では、運輸業、郵便業などで増収となったものの、卸売業、小売業、サービス業、建設業などで減収となったことから、非製造業全体では△2.0%(同△11.3%)となった。
 

[ 2011年12月 2日 ]
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