「利益は出ないんだよ」
実に分かりやすい権力者による利益誘導の構図だが、長崎県を牛耳る国会議員たちに罪の意識はない。
国会会期末の１２月９日、地元に帰った金子氏を直撃した。・・・・諫早湾の干拓地の問題だが。
「何のことですか」
・・・・・干拓地に入植させたのは、あなたの娘に儲けさせたかったからではないか。
「いいえ、関係ありません」
・・・・長崎県知事で諫早湾干拓事業の責任者だったのに関係ないのか。

「私は関係ありません。担当者の方が決められたことだから」
逃げ腰の金子氏に、天地神明に誓って１点の曇りもないのかと畳み掛けると、「ああ、そうだ」と大見得を切った。
翌１０日、谷川弥一氏にも話を聞いた。
「僕もいきさつは全然分からん。まったく利益は出ないんだよ。政治的に無理言って入り込んだと思ってるでしょう。誰でも入れるんだよ。例えば、あなたが車の免許取りに行って未熟だったら落ちるのよ。（落ちるはずだったのではと聞くと）俺に聞いても分からない。俺が審査機関に申し込んだわけではない。俺は会社にも行っていないんだから、「㈱Ｔ・Ｇ・Ｆ」がどこにあるのかも分からない」
証人として出廷を求められる可能性があるのではと問うと、「出廷がありうるんだったら、なんもかも、今ここで話すわけにいかんよ」と答えた。（ここまではフライデー１２月１６日号から抜粋）・・・・おそらく金子氏は天地神明なんて高等な熟語の意味は理解できてないんだと理解している。それに谷川の自動車免許の例え話は意味珍明だし、人相悪すぎる。しかも「㈱Ｔ・Ｇ・Ｆ」が何処にあるかも知らないとか、会社にも行ったことないとかフザケルナの人相悪すぎ。谷川はその内、諫早湾干拓が日本の何処にあるかも知らないとかぬかすんだろうな。性根が悪すぎる。⑥につづく。