アイコン 偽装線量計 ビルドアップ(株)と利害関係者の元請け東京エネシスの中間報告京エネシスの中間報告

もうここまで来れば世も末じゃ!
東電は、ビルドアップの線量計疑惑を、下請けとして使っている東電子会社の東京エネシスに調査させた。そのこと自体が利害関係者であり、既に疑惑を呼ぶも の、口裏合わせる事だって簡単、口裏合わせた決定事項に基づき、記者会見なり、新聞社の取材に応じているのかもしれない。労基局だってろくに調査もせず、 東京エネシスの調査に則った報告書を作成することになるやしれない。
同社は、自社のHPよると派遣社員を含む従業員を550人も抱えている。これまで福島第一に延人数を入れていたのであろうか? 

東電は、前回もそうであったが、どうして、こうも疑われるような調査の仕方をするのか治外法権?不思議でならない。なんでも問題を早く収束させたい東電である。

マスコミも東電福島第一原発については、当初から放射能のバリアを自ら貼っている。
 一応、東京エネシスの中間報告は次の通りとなっている。

平成24年7月23日株式会社東京エネシス
ポケット線量計APDの鉛カバーに関する報道について(2)
弊社では、標記の報道の件について、現在当該協力企業の社長・関係役員・社員から、聞き取り調査を実施しているところですが、現時点では、以下の点が判明しております。なお、今後も聞き取り調査を継続し、事実関係を確認してまいります。

・当該協力企業の役員(当時の現場責任者)から、当時APD(*1)を覆う鉛カバーの製作と装着を指示し、平成23年12月1日に一度だけ、本人を含む5名の社員が、鉛カバーを装着した旨の証言を得ました。
・また、当時作業に従事していた当該協力企業の上記5名以外の複数の社員から、鉛カバーを装着したことはない旨の証言を得ました。
関係者の証言では、一度だけ装着したということになりますが、当社では鉛カバーを装着したとされるAPDのほかに、当社の措置としてAPDのバックアップとなるガラスバッジ(*2)を携行・着用させており、
(1) その日の作業終了毎にAPDを回収していますが、予め定めた作業計画に照らし、その線量値に著しい差はなかったこと。
(2) 当該作業を行った期間のAPDと、発電所からの退所時や3か月毎に数値を確認するガラスバッジの測定値に著しい差はないこと。
(3) 同一作業を行った他の作業班のAPD及びガラスバッジの測定値とも著しい差はないこと。
以上のことから総合的に判断しますと、こうした不適切な行為が継続して行われたものではないと考えられ、当該協力企業作業員の本作業も含めた年間の累積線量に与える影響は十分小さいと考えられます。
しかしながら、仮に一度だけの装着であったとしても、その行為は法令違反であり、あってはならないことであります。当該協力企業には、徹底した事実の解明と再発防止策を講じ、すみやかに報告するよう強く指示いたしました。
また当社は元請企業として、当社のすべての協力企業を対象に作業をされる方の健康確保の観点から、入所時放射線防護教育等を徹底して行うこととし、今後こうした行為が二度と行われないよう、万全を尽くします。
この度の問題で社会の皆さまにご心配をお掛けしたことを改めてお詫びするとともに、以上の通り、現段階でのご報告をさせていただきます。
以上
(*1) APDとは、アラーム付き個人線量計で、作業立入の都度、胸部ポケットに装着します。(*2) ガラスバッジとは、APDの故障等に備えバックアップ用として着用し、一定期間の累積放射線量を測定するためのものです。
 

[ 2012年7月24日 ]
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