アイコン やめろ、税金の無駄遣い!

投稿者=通りすがり

長崎港湾漁港事務所長崎県長崎港湾漁港事務所より長崎港ふ頭用地造成工事(2工区)工事の入札が執行され長崎西部建設が196、250千円で契約者になりました。
入札方法は入札価格と技術力評価の両面から落札者を決定する総合評価方式で行われ、最低入札者(株)三基よりも300千円も高い金額で入札した、入札順位8位の長崎西部建設が契約することになりました。
長崎西部建設より安く入札した業者は次の通りです。

2位(株)上滝196、000千円

3位増山建設196、045千円

4位大坪建設196、125千円

5位長崎中央建設196、160千円

6位本間建設196、200千円

7位田浦組196、240千円

であります。

これらの業者の経営内容や総合技術力は、契約業者長崎西部建設以上であることはご承知の通りです。
通常の入札金額の決定であれば同社が契約当事者になることはありません。業者決定の決め手となった総合評価点は、密室の中で採点され、技術力の加点は4点と推察され、世間では「ひいき加点」と揶揄されいます。どう考えてもおかしい事です。即刻、入札制度を改め公平公正で安くて高品質な工事の執行を目指して下さい。
同様の入札制度の問題は、県議会でも個別のトンネル工事において、2件の契約議案においても、同様の理由によって、高入札価格者が低入札価格者を退け、契約の当事者になることについての矛盾と妥当性のなさ、さらに、税金の無駄使いとの指摘もありました。

そのため、議会で主流をなす連立会派は、個別のトンネル工事2件の契約議案を否決する動きがありましたが、県議会の会期は別でしたが、2件のトンネル工事は連続して可決となりました。
これは不可解なことで後味の悪い決着となっており、悪例を引きずったままになっています。
民間工事では有り得ないことです。県議会の誰が八百長相撲を主導したかは後回しにして、政治家と官吏、政治家と建設業者、官吏と建設業者との馴れ合いや癒着は有ってはならないことです。

私たち県民は、同工事の請負契約に際して、県と長崎西部建設は高い金額で工事請負契約を締結しています。これは総合評価方式という名の下に、公正、公平性に欠ける入札を行い、屁理屈をつけて税金の無駄使いをしている様に思います。これは、県当局と県議会と建設業者は馴れ合いではないのか。さらに県議の職務であるチェック機能を果たさなければ、職務を放棄したことになり、議員は不要です。いま、国会は消費税増税法案成立のため、国家権力を行使して無理やり、国民から税金を取り上げようとしています。国税と言えど地方にも分配されたます。
消費税を増税する前に配分や再配分を少なくすることが先決ではないでしょうか。税金の無駄使いは止めて下さい。
最後に、長崎県の現行の入札制度は、もはや古典的といわれ、疲弊し破綻しています。現状にマッチしません。すみやかに納得できる合理的な制度の改革を行って下さい。
(続く)

[ 2012年8月 9日 ]
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