アイコン 丹青社/第2四半期予想 大幅利益改善 上方修正

同社は31日、第2四半期の予想を、不採算工事の撲滅に務め、利益率が大幅に改善すると発表した。

同社の売上高構成は、商業その他施設56、チェーンストア24、文化施設15、他4となっている。同社の売上高は、大型商業施設の売上高に左右されるが、最 近の大型商業施設は、春オープンが多くなっている。また、官庁の公共施設・文化施設も3月の年度末が多い。そのため、同社の売上高も上半期に幾分偏り、特 に利益率の高い官庁工事の売上が集中する。

しかし、既存の大型商業施設や店舗リニューアルは、年末商戦に向け行われる。大きな工事ミスがなかれば利益が取れる分野であり、何れ通期の業績予想も修正されるものと思われる。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
13年1月期第2四半期前回予想
26,600
580
600
500
13年1月期第2四半期今回予想
26,900
1,260
1,280
1,130
前回予想比
101.1%
217.2%
213.3%
226.0%
12年1月期第2四半期実績
31,206
994
1,002
833
13月1月通期予想(変更なし)
51,000
1,110
1,150
940
通期予想/前期実績比
98.0%
154.0%
142.5%
164.0%
12年1月期実績
52,049
721
807
573
11年1月期実績
53,441
1,020
1,050
811
10年1月期実績
49,763
-199
-73
-2,297
 
<お客様は神様=懐具合の動向>
家計消費指数推移  2010=100
四半期
年/四半期
備考
2007
 
103.2
 
2008
 
102.9
リーマン・ショック
2009
1~3
-6.0
 
 
4~6
-2.3
 
 
7~9
-2.8
 
 
10~12
-1.2
 
 
2009
100.2
 
2010
1~3
1.5
 
 
4~6
-1.3
 
 
7~9
0.9
 
 
10~12
-1.5
 
 
2010
100.0
 
2011
1~3
-3.6
 
 
4~6
-1.6
 
 
7~9
-3.3
 
 
10~12
-1.5
 
 
2011
97.3
デフレ色強まる
2012
1~3
1.9
 
 
4~6
1.9
 
出典:総務省
家計消費指数は、タイムラグはあるものの店舗施設の売上高に反映してくる。同指数は本年になり、幾分持ち直してきているが、昨今の欧州・中国経済の動向から、既に製造業の設備投資に陰りが見えてきており、今後とも改善され続けていく見通しはなく、一進一退が続くものと思われる。
[ 2012年9月 1日 ]
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