アイコン マリンポリス「岡山平井店」で寄生虫アニサキスによる食中毒発生

岡山市中区平井の回転寿司店「マリンポリス平井店」で、今月21日に食事をした男性が魚介類の寄生虫の「アニサキス」に感染して、腹痛などの症状を訴え、岡山市保健所は、同店の食事による食中毒と断定し、この店を25日から5日間の営業停止処分とした。

岡山市保健所は、今月21日にこの店で食事をした男性が、腹痛やおう吐などの症状を訴え、病院で診察したところ、胃の中で、寄生虫の「アニサキス」が見つかったという。

男性は、寄生虫を摘出する治療を受け、現在は快方に向かっている。

「アニサキス」は、サバやアジなどの魚介類の内臓に寄生し、加熱や冷凍処理を行わずに食べると胃や腸などの壁に侵入して、激しい腹痛やおう吐などの症状を引き起こす。

保健所では、男性が食べたアジやサンマが感染源になったと見て、調理方法に問題がなかったか調べることにしている。
アニサキスが原因の食中毒が岡山県内で確認されたのは、記録が残っている平成6年以降、初めてだという。

アニサキス(学名:Anisakis)
線形動物門双腺綱桿線虫亜綱カイチュウ(回虫)目アニサキス科アニサキス属に属する動物の総称で、海産動物に寄生する寄生虫である。ヒトにアニサキス症を発症させる原因寄生虫だが、ヒトへ感染するときには主にサケ、サバ、アジ、イカ、タラなどの魚介類から感染する。

山形県は本年7月18日、新庄市の飲食店で食事した5人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、同店で提供された韓国産養殖ヒラメの刺し身から寄生虫「クドア・セプテンプンクタータ(クドア)」が検出されたと発表していた。アニサキスとは別の魚の寄生虫。

 

[ 2012年9月26日 ]
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