神姫バス/子会社社長が3億円架空の不正取引 ポケットシャンシャン
同社の子会社である(株)ホープ及び(株)エルテオにおいて、両社の代表者を兼務していた子会社の元役員による不正行為が判明したと発表した。
1.不正行為の概要
不動産事業を行っている(株)ホープ(賃貸管理)及び(株)エルテオ(不動産開発)の代表者を兼務していた当該子会社の元代表が、架空と思われる工事及び水増し工事を発注し、その工事代金の一部を私的に流用していたことが判明した。なお、当該元役員は平成24年9月14日付で当該子会社を辞任している。
2.当社の業績に与える影響
今回の不正内容に関しては、現在調査委員会により調査・確認作業を継続中であるが、現時点においては、影響額は約2億5千万円~3億円であると推定している。
3.今後の対応
同社は、既に外部専門家を含めた調査委員会を設置し、当該元役員が関連する取引に関する帳票類の調査、関係者へのヒアリングを実施している。調査委員会による事実関係の究明の後、再発防止のための具体的取組みもあわせて検討する。
上場企業が子会社を作り、2社の代表を兼務させるなど、内部牽制制度などズル剥け体質の神姫バスと言わざるを得ない。ケチケチせず、役員報酬を落としてでも、2社は別々の代表を付けるのが当然である。親会社の子会社の管理体制の問題である。
連結/百万円
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2010年3月期
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2011年3月期
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2012年3月期
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売上高
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39,471
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40,112
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39,964
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営業利益
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1,281
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1,090
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970
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経常利益
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1,391
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1,232
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1,131
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当期利益
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1,392
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1,393
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1,327
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[ 2012年10月 3日 ]
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