神戸製鋼所加古川/溶鉱炉の灼熱の鉄漏れ出す あわや大惨事
神戸製鋼所加古川製鉄所で4日午前5時40分ごろ、溶けた鉄が溶鋼鍋から漏れたと市消防本部に通報があった。
1500度の溶けた鉄約110トンが、約240平方メートルにわたって流れだし、台車や電気配線設備などが焼けた。
同本部から消防車延べ15台が出動し、自衛消防団とともに放水、約5時間半後に鎮火した。けが人はなかった。
現場は連続鋳造工場の建屋内。溶けた鉄約250トンが入った溶鋼鍋を台車に乗せて移動させていたところ、鉄が漏れ出したという。
同製鉄所は。同5時15分に鉄の漏出に気づき、確認後すぐにホットラインで消防に通報した。
鍋底の弁の作動に不具合が起きた可能性があるとみている。
[ 2012年10月 5日 ]
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