大型トラックの鉄板 対向車を直撃2名死亡/東広島市
25 日午前11時すぎ、東広島市河内町入野の国道432号線で、走行していた大型トラックの荷台から鉄板約20枚が荷崩れを起こし、対向してきたレンタカー会 社所有の乗用車を直撃し、鉄板の下敷きとなり、この乗用車に乗っていた男性2人が死亡した。亡くなったのはレンタカー会社の社員と見られるという。
崩れ落ちた鉄板は、縦2メートル、横2メートル、厚さが1センチ、1枚数百キロ。鉄板の一部が、対向してきた乗用車の運転席側の窓ガラスを突き破るようにして落下しながら、鉄板が乗用車に覆いかぶさり、乗用車がぺしゃんこになったという。
現場は、片側1車線の見通しのよい国道で、三原市にある広島空港から5キロほど西に向かった付近、警察や消防で詳しい事故の状況などを調べている。
トラック輸送の重量物の鉄板などは特に危険、荷崩れ起こさないような積み方があると思われるが、いつも気になるこうしたトラックである。固定用に用いられていたと思われるワイヤーロープなど老朽化すれば、瞬間的な重量物の重圧に破断することなど当たり前、緩かったりしたらなおさらのことである。
[ 2012年12月25日 ]
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