アイコン 執念の愛知県警/個人情報売買業者ら8人起訴 逮捕者は約30人

愛知県警が、個人情報を売買していた「情報屋」と呼ばれる調査業者らを逮捕していた事件で、名古屋地方検察庁は、他人の戸籍を不正に入手したとして業者ら8人を戸籍法違反などの罪で起訴した。

起訴されたのは愛知県の調査業者、久松淳二被告(37)らのグループや、群馬県の調査業者、岡田信一被告(50)らあわせて8人。

起訴状によると、8人はニセの申請書を自治体に提出し、愛知県の男性らの戸籍謄本を不正に入手したとして、戸籍法違反などの罪に問われている。

久松被告らは調べに対し「戸籍が不正な手段で取られたものとは思わなかった」と起訴された内容を否認しているという。

久松被告らのグループは探偵業界で「情報屋」と呼ばれ、個人情報の売買で、この5年余りに12億7千万円を売り上げていたという。
岡田被告も「情報屋」として知られ、独自のネットワークを作って個人情報を独自ルートで取得し、この5年余りで4億5千万円を売り上げていた。

いずれの「情報屋」も個人情報への規制が強まり始めた約10年前から、その価値に目を付けてビジネスを始めたという。

これで一連の事件で起訴されたのは、「情報屋」や探偵業者のほか、漏えい元の警察官やハローワークの職員らの公務員、携帯電話の販売店の店員など約30人にのぼる。

 これで大方の捜査は終わったのであろうか?

[ 2012年10月19日 ]
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