アイコン コカ・コーラウエスト(福岡)/南九州コカ社を完全子会社化へ

コカ・コーラウエスト(CCW)と南九州コカ・コーラボトリング(南九州)は、平成25年3月末を目処としてCCWによる南九州の完全子会社化を目指し、協議・検討を開始すると5日発表した。
CCWは、平成24年6月30日現在、南九州の発行済株式総数の25.00%を保有しており、同社の第2位の大株主である。

<背 景>
CCWと南九州は、平成19年3月に資本業務提携契約を締結して以来、コカ・コーラ事業におけるマーケティング活動やサプライチェーンマネジメントを中心に、協働関係を構築してきた。また、両社は、役員・経営幹部を含む人材交流を行うなど、業務提携の推進体制も強化してきた。

しかしながら、消費者ニーズの多様化や節約志向などの影響を受け、販売チャネルの変化や競合他社との販売競争が激化するなど、資本業務提携契約の締結後も、両社を取り巻く経営環境は厳しさを一層増している。
このような環境下、CCWと南九州は、あらゆるステークホルダーにとって、CCWによる南九州の完全子会社化によって、シナジー効果を最大化し、競争優位を確立することで、両社の企業価値増大を図ることが必要かつ最善との共通認識に達した。
 
<コカ・コーラウエストが完全子会社化する相手社>
会社名
南九州コカ・コーラボトリング株式会社
本店所在
熊本市南区南高江三丁目5番1号
 
 
平成23年12月期の内容
売上高
 803億12百万円
営業利益
 31億99百万円
当期利益
 17億63百万円
純資産
 486億95百万円
総資産
 605億99百万円
 
 
主要株主
薩摩酒造株式会社 30.27%
 
コカ・コーラウエスト株式会社 25.00%
 
株式会社MCAホールディングス 12.90%
 
本坊酒造株式会社 6.80%
 
本坊酒造株式会社 6.80%
日本コカ社=アメリカコカ社が、日本進出当時、地域販売FCを日本企業に募って進出したことから、地域販社が設立され、販社ごとにいろいろな会社が株主となっている。
そのため、日本コカ社が、利益向上と管理運営を簡素・強化するために西日本域を、優等生のコカ・コーラウエストを中心に再編させているものと思われる。当然、今後東日本が焦点になってくる。しかし、そうしたコカ・コーラ自身は、日本では既に商品価値も薄れており、商品開発こそがコカ社の命題になっている。(コーラ)・ジョージア・爽健美茶の次に爆発する超大型商品が久しく開発されていない。また、ベンディング中心の販売政策も限界が生じている。
 
[ 2012年11月 6日 ]
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