アイコン LCCジェットスター/資格なし整備士が確認整備で厳重注意

国交省は16日、ジェットスター・ジャパン(株)に対する検査等において、以下の不適切な事案が判明したと発表し、厳重注意を発した。
[1]同社において、国土交通大臣の認可を受けた業務規程等に規定された資格要件を満たしていない者2名を確認主任者として選任し、業務を行わせていたこと。
[2]上記の内1名について、確認主任者の資格要件を満足していないことを社内で認識したにもかかわらず、適切な是正措置がとられていなかったこと。

航空局ではこれまでも同社に対する監査等を通じて整備作業の実施等に関して随時改善を求めてきたところですが、航空機が安全基準に適合していることを最終的に確認する重要な役割をもった確認主任者について、業務規程等に基づく適切な資格管理がなされておらず、このような不適切な状態が組織として適切に発見及び是正されなかったことは、同社の整備管理を実施する組織が有効に機能していないと考えられる。
このような状態のままで同社が事業拡大を行っていくことは、運航の安全性に重大な影響を及ぼしかねないため、同社に対して厳重注意を行うこととし、必要な措置を検討の上、平成24年12月17日までに文書にて報告することを求めることとした。

ジェットスターは、カンタス航空のLCC子会社のジェットスターに日本航空と三菱商事が資本参加して、ジェットスター・ジャパンを設立、今年7月から国内線を就航させている。欠航が多すぎ航空会社である。日本航空は株主として、安全にいい加減なLCCを運航させるべきではなかろう。万が一の場合、単なる株主として逃げるつもりだろうか。
 

[ 2012年11月17日 ]
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