マスコミが狙うアナウンスメント効果は判官贔屓効果か
年末の忙しい時期に衆院選とは、国民・国家に迷惑をかけまくった民主党の最後としてはなるほどという日程となった。
その衆院選の投票日まで一週間を切り、優劣を報道するマスコミが増えてきている。
もちろん、「自民党圧勝」がほとんどであるが、その結果に対し自民党が浮かれるかというとそうではない。
「アナウンスメント効果」により自民党側は有権者から安心され、「じゃあオレ一人くらい投票行かなくても大丈夫かな」という有権者が増え、投票が減るということになることがある。
逆に、劣勢が報じられる民主党側は気を引き締め結束したり、判官贔屓で票が増えたりするのである。
もちろん勝ち組側に投票するというバンドワゴン効果というものもあるが、マスコミがどういった意図なのかを探る必要がある。
自民党有利の報道を嫌うマスコミが自民党有利の報道を過剰にする場合は「判官贔屓効果」狙いであろうし、現実的な報道をするならば中立な報道をしようとしているのだろう。
まあ、常日頃のマスコミの対応からすれば判官贔屓狙いと取られてもしょうがないと思うが、そろそろ日本のマスコミもアメリカのように支持政党を表明するべきではないだろうか。
[ 2012年12月10日 ]
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