アイコン 安心おじさん山下俊一氏、長崎大学に凱旋復帰へ

東京電力福島第1原発水素爆発直後から福島に入り、被災地の地区を周り、これくらいの放射線量だっ たら安心だと福島県民を安心させ続けてきた被曝医療の名医である山下俊一氏が、福島県立医大を離れ、今年4月から出身の長崎大に凱旋復帰する。長崎大学で はパレードでも用意しているのだろうか?
 
福島県立医大では、山下氏は、現在は常勤だが、非常勤として副学長職にはとどまるという。また、山下氏が兼務する県立医大の放射線医学県民健康管理センター長は、後任を置く方向で検討中。

山下氏は長崎大学を休職して福島県に入り、安心神話を吹聴して福島県知事とお友達になり、福島県立医大の副学長の座に滑り込んでいたが、長崎大での休職期間が今年3月末まであり長崎大へ復帰するもの。

 山下氏は、当時の放射線量は、妊婦・幼児・子供にとっては決して安心できる数値でなかったにも関わらず、被曝医療の専門家として、安心だ!安心だ!と被災各地を回り吹聴しまくっていた。当時はまだ数多くのホットスポットやスーパーホットスポットなど一切確認されていなかった時期である。

 イラクでは、低放射線量被曝問題の顕著な例として、米軍の劣化ウラン弾による低線量被曝で多くの子供たちが白血病を患い苦しんでいる。・・・山下氏にかかれば、米政府同様、劣化ウラン弾と白血病との因果関係は見当たらないとでも言いそうだ。それとも、同じく御用教授の大橋弘忠東京大学教授のように「プルトニウムは飲んでも安全ですよ」と言い出すのだろうか?
 
米軍により大量の劣化ウラン弾が撃ち込まれたイラクでは、現在イラク5病院に収容されているだけでも急性骨髄性白血病小児患者134人、急性リンパ性白血病小児患者264人がいる。信州大学がこうしたイラクの病院を支援している。

 

[ 2013年2月 6日 ]
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