アイコン YOCASOL工場をネミーが買い取り元従業員も採用へ

民 事再生手続きが不調に終わり、破産手続きに入っている太陽光発電パネルメーカー「YOCASOL」(福岡県大牟田市四箇新町1-5)の本社工場を、太陽光 発電パネルや同架台メーカーのネミー(株)(東京都世田谷区池尻3目11番6号、代表:根上幸久)が買い取ることが明らかになった。

同社はYOCASOLの元従業員74人のうち希望者全員を雇用し、自社事業として再生を図る方針。3月1日の事業再開を目指している。

 ネミーによると、同社とYOCASOLは2月21日、事業資産譲渡契約を締結した。金額は公表していない。ネミーは買い取り理由について「技術開発力の強化につながる」としている。

 YOCASOLは、中国の現サンテックに買収された大手太陽電池メーカー(株)MSKの福岡工場であったが、生産の中国移転により閉鎖、従業員が再生ファンドと連携した事業買収(EBO)により2007年に設立された。しかし、欧州危機や円高などの影響で業績が低迷。昨年11月に負債額約24億円を抱え東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請、本年2月4日付で再生手続きの廃止決定を受けていた。

 

[ 2013年2月26日 ]
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