オリックスは、Robecoの株式90％を約19億3,500万ユーロ（約2,401億9,155万円）買収するが、うち、１億5,000万ユーロ（186億1,950万円）を上限とする価額については、自社保有する自社普通株式（当該価額を処分価額で除して算出される数の当社普通株式）にて支払う計画である。
Robecoは、運用資産総額が1,830億ユーロ（約23兆円／１ユーロ＝124.13円換算）（2012 年12月末現在）のグローバルに展開する資産運用会社。
オリックスが購入するRobecoの株式は同社の全株式を保有するRabobankから購入する。Rabobankは、総資産規模でオランダの三大銀行に数えられる金融機関である。
　
　オリックスは、資産運用事業は、第三者の資金を使用するため、自社の財務レバレッジを著しく上昇させることなく長期安定的な手数料収入が得られる事業として、米国において2010年にMariner Investment Group の買収を通じてグローバルな資産運用事業に参入、米国のHoulihan Lokey、RED Capital Groupなども買収して、資産運用事業をグローバル展開を拡大させている。

オリックスも孫さん同様、スケールがデカイ。