華為がノキア買収検討？
中国の華為技術（＝ファーウェイ）がスマートフォン事業の拡大に向け、フィンランドのノキアを買収することを検討していると英ＦＴ紙が報じている。
華為の消費者向けビジネス部門を統括するリチャード・ユー氏は「われわれはこの種の買収案件を検討している。両社が一緒になれば、相乗効果を得られる可能性があるが、ノキアが前向きかどうかにかかっている。華為側は柔軟だ」と述べたとされている。
ファーウェイの売上高は約３兆６千億円、顧客には中国電信、中国移動、中国網通、中国聯通などの中国企業だけでなく、ブリティッシュ・テレコム、AIS、テレフォニカ、シンガポール・テレコム、ドイツ・テレコム、テリアソネラなどの企業。
現在ファーウェイは、300近い通信事業者に製品・ソリューションを提供しており、世界トップ50事業者のうち45社がファーウェイの製品・ソリューションを使用している。日本ではイーモバイルが基地局の設備機器に華為製を設備したことで知られる。
ただ、米国では、華為はシステム機器に、スパイソフトを忍び込ませているとして問題となっていた。
一方、ノキアはスマホが登場する前は、世界№１の携帯電話会社であった。しかし、スマホに乗り遅れ、当時の面影はないが、まだその知名度は計り知れないものがある。
[ 2013年6月20日 ]
モバイル向けＵＲＬ http://n-seikei.jp/mobile/
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