ピーコックストアは、２００８年９月に大丸ピーコック、松坂屋ストア、横浜松坂屋ストア、野沢商事の４社が合併したJ.フロントリテイリングの完全子会社、首都圏・関西・中部地区において、食品スーパー（８２店舗）を経営している。
しかし、最近は、景気低迷等により市場規模が縮小する中で食品スーパーの競合が激化して、低価格競争に陥り、ピーコックストアを取り巻く事業環境は厳しく、業績は低迷していた。
J.フロントでは、今後も、事業環境は一層厳しくなることが予想され、業績改善には相当の時間を要するものと考え、よりスーパー事業のノウハウを有する他社に譲渡して業績改善を図ることとし、経営資源を百貨店事業その他の事業に集中することが望ましいとの判断に至ったとしている。

2013年3月吉日

お客様各位

株式会社ピーコックストア
代表取締役社長　樋口 雅一
株主変更のお知らせ
　拝啓　時下益々ご清栄の段、お慶び申し上げます。又平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
　さて、弊社はJ.フロントリテイリング株式会社の100％出資のもとで運営されて参りましたことご高承の通りでありますが、この程J.フロントリテイリング株式会社が保有する当社の全株式をイオン株式会社に、4月1日付けで譲渡することとなりました。
　今回の株式譲渡により、4月1日から弊社はイオングループの一員となりますが、引き続き今までと変わらぬご愛顧を賜りますようお願いを申し上げます。
　なお、ピーコックカード、EDY付ピーコックカード等につきましても、当面のところ現状どおりご利用いただけます。引き続きのご愛顧を重ねてお願い申し上げます。

敬具

千里のピーコックには昔よく行ったものだが、イオンになれば金太郎飴になってしまう。