アイコン 肥後銀行/行員2080人のサービス残業の残業料 約3億円支払へ

サービス残業を常態化させていた肥後銀行は、平成24年12月27日熊本労働基準監督署より時間管理に関し、銀行と取締役ら3名の書類送検と業務指導を受けた。
これを踏まえ、肥後銀行は、時間外労働の実態調査を行っていたが、その結果、把握していないサービス残業の時間外勤務・休日出勤があることが判明した。
調査に基づき時間外勤務手当・休日出勤手当の追加支給を行い、21日、熊本労働基準監督署に是正完了報告書を提出し、受理された。
肥後銀行は、今般の労働基準監督署の指導を真摯に受け止め、労働時間管理の厳正化のため、徹底した取り組みを行うとしている。

1.指導内容
銀行が把握していない時間外労働があるため、適正な労働時間把握ができるよう対策を講じること。また労働時間の実態を把握し、未払い残業・休日出勤手当について遡及して支払いを行うこと。
2.追加支給内容
(1)対象者   :2,080人
(2)追加支給総額:約2億9千万円
(3)支給日   :平成25年3月19日(特別ボーナス? 監督署様さま)
(4)調査方法  :パソコン使用記録などを含む客観的データを参考に、実際の労働時間を調査し、対象者より自己申請。
3.肥後銀行の今後の取り組み
(1)労働時間管理強化策
 労働時間管理厳正化のため、管理システムの強化を図るとともに、パソコン使用記録等時間管理に有用なデータの活用を進める。
(2)時間外労働の削減
 各職場における時間管理意識の向上を図るとともに、業務の見直しを行い、時間外労働の削減を進める。

肥後銀行のこうした悪しき体質は、肥後殿様ばりに小栗さんが居座っているため、今様銀行の体質改善に着手できず、企業体質が硬直化していることが原因。ご高齢の小栗氏は潔く、今期を持って退任することを推奨しよう。
窮地に陥った熊本ファミリー銀行のスポンサーに、地元肥後銀行がならず、遠地の福岡銀行がなったのも、当局による見せしめとも当時伝えられていた。
 

[ 2013年3月21日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索