アイコン 九電体育館を積水ハウスに売却 分譲マンション建設へ

0411_02.jpg九州電力は、九電体育館(ステージ型体育館、固定席約2,000席)を管理費負担がもったいないことから、以前、福岡市へ無償貸与していたが、原発停止で台所が火の車になり、貸与の中止を申し入れていた。
このたび、九州電力は、積水ハウスに対し100億円超で売却することを検討している。
九 電記念体育館は、浄水通りという福岡市の高級住宅街の入口にあり、積水ハウスとしては、今後分譲マンション建設に入るものと思われる。しかし、浄水通りの 価値は九電体育館の存在なしには考えられず、分譲マンションが建設された暁には、高級住宅地としての地価が大幅に減ずるものと思われる。

福岡市のもう一つの高級住宅地である大濠公園一帯、大濠公園がなければその価値はあるまい。浄水通りの価値を維持するためには、メイン道路沿いに大きな公園を造ることであろうが、積水ハウスがそんな公園を造るはずもない。
 
なお、当売却では隣接する九電所有の九州エネルギー館(勉学施設)も既に閉鎖しており、一緒に売却する予定。売却総面積は約3万平方メートルに達し、100億円超としても大変お買得であるが、そんな購入代金は地元勢にはなく、福銀も融資はしない。

<前回記事内容> 
九電記念体育館
福岡市中央区薬院4丁目14番1号
敷地面積:17,437m²(約5,274坪)
路線価:26万~28万円
路線価算定:約50億円(実勢は希少価値もあり100億円と見るが・・・買手次第)
購入できる企業は、地場ではデベロッパーの新栄住宅しかないが、今の社長が購入するかどうか、また福銀が融資するかどうか。また、中央大手では土地荒しの積水ハウスが購入するか、やはり落ち着くのは大手不動産デベロッパーか。
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[ 2013年4月11日 ]
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