大塚商会/子会社ネットプランで架空計上10億円発覚
大塚商会は11日、連結子会社のネットプランで、元従業員による不正行為が判明したと発表した。
ネットプラン大阪支店の元従業員が担当する内装工事関連取引で、架空取引と思われる不適切な点を発見し、被害額の確認と回収見込み金額は、調査中だが、2013年第1四半期において、売掛金の回収などに約10億66百万円の影響が及ぶ可能性があるとしている。
不正行為は、元従業員が、見積書・見積明細書・工事完了届などの証憑を偽造して架空工事をねつ造、関係する事業者を欺き、さらに注文書や契約書を偽造して、巧妙に取り繕って架空売上と回収偽装を行っていた。元従業員は架空取引を認めているという。
同社の内部牽制制度の機能不備がこうした事件を引き起こしている。業態変更に完全に成功している同社(前12月期経常利益:290億79百万円)にとって、10億円くらい痛くも痒くもないだろう。
名 称
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株式会社ネットプラン
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設立
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1964年4月
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資本金
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499.8百万円
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東京本社
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東京都新宿区西新宿7-3-7 大塚商会新宿ビル内
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大阪支店
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大阪市福島区福島7-20-1 KM西梅田ビル9F
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ほかのオフィス
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名古屋オフィス
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福岡オフィス
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札幌オフィス
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仙台オフィス
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[ 2013年4月15日 ]
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