アイコン 台湾漁船の違法操業相次ぐ 漁民無視の排他的経済水域での許可後

5月23日未明、沖縄周辺の日本の排他的経済水域で台湾漁船の操業が確認され、水産庁は、船長を無許可操業の疑いで逮捕した。沖縄周辺の海域では、21日にも違法操業の台湾漁船が摘発されていて、日本と台湾が漁業取り決めを結んで以降、3件目の摘発となる。

23日午前2時ごろ、竹富町の鳩間島の北北東、約41キロの日本の排他的経済水域で、台湾の漁船1隻が操業しているのを水産庁の漁業取締船が確認し、45歳の船長を漁業主権法違反の無許可操業の疑いでその場で逮捕した。

日本と台湾の間では、尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域の一部で、台湾漁船の操業を認めることなどを盛り込んだ取り決めが結ばれたが、今回、摘発された漁船は、取り決めの対象の海域から1.2キロほど南に漁具を仕掛けていたという。

船長は、許可された海域の外で操業していることは認識していたと話し、無許可での操業を認めているという。台湾側から国際条約にもとづく担保金の支払いを保証する書面が提出され、23日午後、釈放された。

沖縄周辺の日本の排他的経済水域では、21日にも台湾の漁船が無許可操業で摘発されていて、今月10日に日本と台湾の漁業取り決めが沖縄漁民無視の形で発効して以降、台湾漁船の摘発はすでに3件目となる。

[ 2013年5月24日 ]
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