京都国際ホテルは１９６１年８月に開業、世界遺産　二条城前という絶好のロケーショにあり、敷地内の日本庭園には平安朝の公家たちが歌に詠んだ面影が残っている。部屋数も２７４室(収容客数509人)と大きく、内外の多くの観光客や修学旅行生の宿となってきた。
同社では、２０１０年より、耐震化のための更なる大規模投資も含め、当該ホテルの活用を検討してきたが、老朽化していることもあり、また、京都市内では新規ホテルの進出が相次ぎ、競争が激化していることなどから改修を断念。
同社では、国際観光都市「京都」が、ホテル事業を行う場所として大変魅力的なエリアであるという考えは、全く変わっておらず、今後も、運営会社である藤田ホテルマネジメント(株)を存続させ、積極的に新たなスタイルのホテルの開発及び出店準備を進めるとしている。
当ホテルも耐震化法令の影響により閉館することになった。残念。