アイコン 偽装食材のおかげで今冬は儲かります 車エビ養殖業者

過去、ヒラメやマグロは養殖できないものと見られていたが、今や殆どの魚種が養殖できるようになっている。そのため、高級魚の養殖場に多大な投資を行っても、その養殖技術の全国への普及がすさまじく、回収できないまま魚価が値下がり、経営を窮地に陥らせる養殖業者も多い。
ところが、今回のホテルや百貨店の偽装食材事件では、クルマエビの養殖場のエビが思わぬ価格上昇となっているという。

お歳暮シーズンを前に、佐賀県唐津市浜玉町の活くるまえびの浜崎クルマエビセンターでは、贈答用の養殖クルマエビの出荷が本格化、ところが、エビの虚偽表示問題を受け、相場は、昨年より2~3割ほど上昇しており、全国の百貨店やホテルなどから問い合わせが相次いでいるという。
同センターでは毎年、唐津湾内の養殖池でクルマエビを育てて、8月から出荷している。
今年は東南アジアで起きた病害に伴うブラックタイガーやバナメイエビの生産量の減少に伴う輸入エビの価格高騰、さらに、偽装食材問題が重なり、市場の競り値が高騰しているという。
成育自体は、秋口の水温が安定していたため、例年より大ぶりの20センチ前後。担当者は「身の張りもよく、上出来」と胸を張る。年末まで約5トンを販売する。
なお、浜崎クルマエビセンターでは、1kg 約50尾 8,400円(1匹あたり170円)・・・11月末までの価格で販売している。
 浜崎クルマエビセンター直売所:TEL 0955-56-2335

 おせち料理で、長寿を祝うエビが、タイガージェットシンでは、何か変。

 車エビ→ブラックタイガー→バナメイエビ・・・価格の高い順番、偽装食材事件では、車エビや芝エビの代わりに当然一番安いバナメイエビが用いられているケースが一番多かった。
今回の偽装食材事件は、偽装天国の中国から笑われている。
偽装食材を提供していたのに、「表示漏れ」など表明、また表明までも偽装している大和ハウスのロイヤルホテルなどなんと多いことか。
 

[ 2013年11月22日 ]
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