ネクス/M2M市場 5年後6.5倍に拡大 11月決算増収増益
デバイス事業のネクスは、情報通信関連市場について、コンシューマ分野において は、スマートフォンやタブレット端末をはじめとする高度化した通信端末の普及拡大が継続するなか、各通信事業者においてLTE(ロング・ターム・エボ リューション:3.9Gと呼ばれる高速通信規格)のサービスも普及拡大している。
同サービスの普及、インフラの整備に伴いクラウドに代表されるよ うなビッグデータの活用に注目が集まる中、スマートフォンやタブレット端末に代表されるように携帯端末のコモディティ化が進むなかで差別化されたサービ ス、付加価値創造により多様化する需要に適合した製品が求められている。
一方、情報通信関連市場におけるM2M分野においては、急速な市場拡大が見込まれており、市場規模は平成24年度に約1,300億円であったものが平成29年度に約8,700億円へと成長する試算があるなど、引き続き非常に関心が高まっている。
「M2M」とは、ネットワークにつながれた機器同士が、相互に情報を交換し、さまざまな制御を自動的に行うシステムで、人手を介することなく相互に情報交換できることが大きなメリットがある。そのため、パソコンやサーバーだけではなく、故障箇所のデータも含めた車両運転管理システムとの融合による運転状況の管理、自動販売機の在庫管理や故障等のモニタリング、エレベーターやATMの遠隔監視や故障等のモニタリング、電気・ガスのメーターの遠隔検針やセキュリティ対策など、多種多様な分野で既に導入されている。
としている。
「M2M」市場は、同社のデバイス技術が大いに生かされるとしている。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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10年11月期
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2,855
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-45
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-105
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-160
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11年11月期
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3,809
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-270
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-341
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-632
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12年11月期
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1,864
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95
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93
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86
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13年11月期
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4,948
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259
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487
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430
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13期/12期比
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265.5%
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272.6%
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523.7%
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500.0%
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14年11月期予想
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7,635
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723
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761
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611
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14年期予想/13期比
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154.3%
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279.2%
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156.3%
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142.1%
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