アイコン 「オスカードリーム」裁判 大阪市の負け 282億円も支払いへ

大阪市交通局の土地信託事業で建設され、282億円の負債を抱えた商業ビル 「オスカードリーム」(大阪市住之江区新北島1-2-1)をめぐり、市と事業を受託したみずほ信託銀行が債務負担を争っていた訴訟は8日、大阪高裁で和解 が成立する見通しとなった。市は同日、高裁が提示した和解金約282億9500万円を支払う方針を明らかにした。
  同行も和解案に同意する意向。
大阪市議会の了解が得られれば、3月3日の次回期日に和解が成立する見通し。 

<オスカードリーム>

オスカードリームは、バブル期に、大阪市交通局の経営安定化を図るために、住之江車庫用地を有効利用し、また地域の活性化やまちづくりに寄与するためにとして開発計画され、土地信託方式で誕生したターミナルタウン、バブル崩壊の1995年3月23日に開業した。
1階には店舗に隣接してバスターミナルが併設。また、大阪市営地下鉄四つ橋線・ニュートラム南港ポートタウン線の住之江公園駅にも連絡通路で結ばれている。物販や飲食店などのほか、多目的ホールもある。
1995年から住之江ホテル阪神が9~19階で営業していたが、2005年11月末に撤退した。
その後、2007年7月25日にベストウェスタンホテルズが進出。ホテル名は「ベストウェスタン・ジョイテル大阪」で229室あり現在も営業している。
そのほかはテナントの空き室も目立っている。
官庁は、金=利権欲しさの議員たちと税金を行使する官僚が結託して、大義名分の理屈を穿り出し、建築ありきの開発を行ってきた。大阪市では、そのツケが282億円ということだろう。
 

[ 2014年1月 9日 ]
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