アイコン 飲食・フード業界12月 1.6%増 ファミレス好調持続/日本フードサービス協会

 12月の全体概況は、曜日回りの関係で年末の休日が増えたこ とから、ファミレス業態を中心に家族需要、忘年会需要が増え、全体売上はプラスに推移し、対前年比1.6%増と2ヶ月連続して前年を上回った。特にファミ レス業態は売上高5.7%増で5月以来好調に推移している。

<業態別概況>
■ファーストフード業態
 ・全体売上は▲0.3%減と前年を下回った。
 ・洋風は、前月に引き続き集客面で各社の好不調が分かれたことに加え、店舗数の減少もあり、客数は▲9.3%減となったが、客単価は上がっており、売上は▲4.9%現にとどまった。

 ・和風は、新メニューの投入等で客数が大きく伸び、売上を押し上げた。麺類は、出店効果等で引き続き好調を維持。
持ち帰り米飯・回転寿司は、店舗数の減少で客数は前年を下回ったが、前年より多い年末の休日数が売上に寄与した。
その他は、「アイスクリーム」が年末休暇中に売れ行きを取り戻し、売上高は5.3%増となった。

■ファミリーレストラン業態
 ・ファミレス業態は全ての業種で売上が前年を上回り、全体の売上は8ヶ月連続で前年を上回った。
 ・「洋風」は、店舗数、客数、客単価が増えて売上は引き続き好調。
「中華」は出店効果で客数が増え、「和風と焼き肉」は、帰省客の家族需要や忘年会需要を取り込み、売上は好調に推移した。
特に「焼き肉」の売上は、12年3月以降、22ヶ月連続して前年を上回っている。

■パブ・居酒屋業態
 ・全体売上は前年に及ばず▲3.8%減となった。忘年会需要は比較的堅調であったが、曜日回りで企業の忘年会シーズンが短くなり、売上にマイナスの影響が出た店もあった。

■ディナーレストラン業態
 ・年末需要を捉えて客数が増え、売上は4.4%増と先月に引き続き好調に推移した。

■喫茶業態
 ・クリスマスのフェアメニュー、季節感のある新メニュー等により客数と客単価が増え、売上は1.2%増となった。

[ 2014年1月28日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索