お釈迦さんもびっくり 中国で巨大仏像ビジネス 南山海上観音聖像も観光名所に
観光名所となっている中国・海南島の南山海上観音聖像(108m)などを建造した会社の航天晨光が、中国国内で2014年中にさらに10体の巨大仏像建造を計画しているという。
中国語雑誌の新周刊が伝えたとCNNが報道している。
航天晨光は、江蘇省無錫市の公園にある高さ88メートルの大仏も手掛け、昨年1年間で訪れた観光客は380万人、観光収入は12億人民元(約200億円)以上にのぼったとされる。
気を良くした同社は、新たな巨大仏像の建造で、同様の巨大仏像ビジネスの成功を狙っている。ほかに香港の天壇大仏(高さ34メートル)も手がけている。
また、河南省魯山県に世界最大の仏像、魯山大仏(蓮華座20m含めて128m)は、そのままではミャンマーの仏像(129.5m、台座13.5m、像116m)に、世界一を奪われてしまうと台座をいくつも重ね上げ、遂には208mの建造物にして、圧倒的な世界一をキープしている。負けず嫌いな中国人の性格をよく表した巨大建像物である。
今昔問わず大きいことは良いことだの中国では、ユネスコの世界遺産に指定されている1200年以上前に崖を掘って建造された四川省楽山市の楽山大仏(71m)は世界最大の石仏である。
日本もこうした大陸文化が仏教とともに伝来、奈良の大仏さん(14.7m)などが建立された。
因みに自由の女神は46メートル。
<日本一の仏像さんは・・・>下記写真
浄土真宗東本願寺派本山東本願寺により建立された茨城県牛久市にある牛久大仏は全高120m(像高100m、台座20m)、ブロンズ像としては世界一の大きさ、日本一の像の高さとなっている。
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