アイコン 東京湾岸モノレール構想浮上 汐留~豊洲 山崎江東区長発案 建設費215億円

ブルームバーグは4月16日、2020年の東京五輪をにらんで、競技場を上空から見下ろせるロープウェイを汐留から豊洲まで建設する構想が浮上していることが分かったと報じた。
湾岸エリアの新観光名所になると、発案者の山崎孝明・江東区長は期待している。
山崎区長は、ブルームバーグとのインタビューで、「東京の上空100メートルくらいの高さをロープウェイで渡ってきたら、一度は乗ってみたいと思うだろう」と発言。
五輪で移動手段に活用できるほか、人で賑わう施設を結べば「五輪後も乗る人はたくさんいる」とし、東京スカイツリー並みの重要な観光資源になると述べている。

同区長が発案したのは、同じく五輪に向けてロープウェイを開設したロンドン視察がきっかけだった。構想では、汐留から築地、豊洲、五輪競技場ができる国際展示場などをつなぐ。
これを受けて、大手ゼネコンが湾岸ロープウェイの勉強会を行っているという。区長によると、建設費は試算で215億円程度と実現可能な金額だ。

江東区には東京五輪の全37競技場のうち、17競技場が集中する。レスリングやフェンシング会場となる東京ビッグサイト、バレーボールの有明アリーナなどが含まれている。

区長によると、構想の実現には沿線自治体である中央区などとの合意形成や、資金確保の必要があるという。
都心と湾岸エリアを結ぶ交通手段としては、「ゆりかもめ」が運営する東京臨海新交通臨海線(新橋~豊洲間)がある。

[ 2014年4月16日 ]
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