アイコン 売上高16百億円のミツカン/欧州パスタソース事業を2千億円で買収交渉入り

英オランダ系日用品・食品大手ユニリーバは、「ラグー」ブランドのパスタソース事業をミツカングループに20億ドル強(2,000億円強)で売却する交渉をかなり進展させていると関係筋が21日に明らかにしたとロイターが報じている。
複数の関係筋によると、ユニリーバが行った数ヶ月にわたるラグーの売却入札を経て、ミツカンがホーメル・フーズなど他の有力食品企業との競争に勝利した。ただ交渉はなお継続中で、まだユニリーバとミツカンは合意には達していないという。
ユニリーバは4月、ラグーを含めた北米のパスタソース事業と経営不振の「スリムファースト」部門を戦略的に見直すと発表していた。
今 回の交渉がまとまれば、ユニリーバにとってはピーナッツバター「スキッピー」やサラダドレッシング「ウィッシュボーン」に続く事業売却となり、同社が急成 長しているアジアや中南米市場で利益率の高い製品への販売に注力するため、北米の事業構成再編の取り組みを続けている姿が浮かび上がる。

2011年までにニューメキシコ州のボーダー・フーズを傘下に収めて、こしょうやエンチラーダソースなどの製品も提供するようになった。
 ミツカンは、江戸時代後期の文化元年1804年創業の老舗で、看板商品の「味ぽん」は、ぽん酢市場で6割前後のシェアを握る。ミツカンは1970年代終盤に米国に進出して地域の調味料・香辛料企業の買収を開始。国内市場が伸び悩む中、2011年にも米国のチリソース製造会社、12年には英食品メーカーから酢やピクルスなどの事業を買収。今年3月に社名を英語の「Mizkan Holdings」に変更している。
以上、ロイター参照

会社名
株式会社 Mizkan Holdings
英語表記
Mizkan Holdings Co., Ltd.
代表取締役会長
中埜 和英
代表取締役社長
長谷川 研治
創業
1804年(文化元年)
設立
2014年3月
本社所在地
〒475-8585 愛知県半田市中村町2-6
社員数
約2,900名
売上高(2013年2月期))
1,696億円
経常利益
175億円
事業所
国内:本社、東京ヘッドオフィス、名古屋オフィス、2支社、9支店、8営業所
海外:6拠点、17工場
 

[ 2014年5月22日 ]
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