アイコン 3月の生活保護者217万人 160万世帯 過去最高更新中 アベノミクスの恩恵はどこへ

生活保護厚生労働省は4日、今年3月時点の全国の生活保護受給者数が217万1139人だったと発表した。これで2013年度は月平均で216万1606人(概数)となり、12年度の213万5743人(同)を上回って3年連続で過去最多を更新した。
世帯数は初めて160万を超える160万2163世帯と過去最高となった。
昨年度の月平均受給世帯数も過去最多を更新し、159万1804世帯(同)となった。厚労省は「経済情勢の改善もあり増加傾向は緩やかになった。頭打ちは近いのでは」と分析している。

今回発表の今年3月統計は、受給者数、世帯数とも過去最多。 
世帯の内訳では、
高齢者世帯が最も多く74万4355世帯(46.7%)。
働ける年代層を含む「その他世帯」28万6003世帯(17.9%)
傷病者世帯27万2356世帯(17.1%)
障害者世帯18万3018世帯(11.5%)
母子世帯10万8399世帯(6.8%)。

<都道府県別の受給者数は>
大阪府の30万3659人
東京都の29万4909人
が突出して多かった。
都市別に公表した政令市と中核市では、
大阪市が15万850人で最多。
札幌市7万4950人
横浜市7万583人
名古屋市4万9393人
神戸市4万9038人
と続いている。

受給者数は、戦後の混乱期の1951年度の204万6646人が長らく最多だった。08年秋のリーマン・ショックを機に増加傾向に拍車がかかり、月別では11年7月、年度別集計では11年度にこの記録を更新していた。
 生活保護費の14年度予算は国と地方で計約3.8兆円にのぼり、財政を圧迫している。
政府は日常生活費にあたる「生活扶助」の切り下げを昨年8月にスタートしており、3ヶ年で最大10%切り下げる。家賃にあたる「住宅扶助」は来年度予算からの減額を視野に見直しを進めている。
 時の総理大臣が「貧乏人は麦を喰え」とおっしゃった。
アベノミクスの恩恵を最大受けているトヨタは税金を納めない代わりに、寄付でもしたらいかがだろうか。

 

[ 2014年6月 4日 ]
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