アイコン 第一工業製薬と関西大石川正司教授らのイオン液体リチウム電池 人工衛星搭載へ、

関西大化学生命工学部の石川正司教授と山縣雅紀准教授は、第一工業製薬などと共同して開発した新型蓄電池「イオン液体リチウム2次電池」が、世界で初めて人工衛星(東大ほどよし3号)に搭載され、宇宙空間で実証実験することになったと発表した。
揮発成分を含まない「イオン液体」を使う電池は燃焼の恐れがなく、樹脂が不要なため半分程度まで小型化でき、宇宙空間で使う電源として期待されている。
 リチウム電池含む現在の通常の蓄電池には、揮発性や可燃性のある電解液を使うため燃える恐れがあり、樹脂などで厚く覆う必要があった。

「イオン液体リチウム二次電池」は、石川教授が2006 年に世界で初めてイオン液体利用の可能性を示した設計を基に、山縣准教授、第一工業製薬、エレクセル(京都府相楽郡精華町光台1丁目7番地 けいはんなプラザ ラボ棟13階)と共同で研究を積み重ね、超真空、高放射線の極限環境である宇宙でも耐えうる蓄電池として開発された。

第一工業製薬(東証一部、京都市南区吉祥院大河原町5)凝集剤、合成糊料など工業用薬剤首位、ウレタン材料17、機能材料20、電子デバイス材料13。

[ 2014年6月24日 ]
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