アイコン 続、伊藤忠商事 社員7億円横領 杜撰な内部牽制制度露呈 FX取引損失

警視庁は7月6日、「伊藤忠商事」社員の西口元容疑者(32、大阪)が、 ニュージーランドの森林関係の関連会社に出向し経理を担当は、過去2年にわたり合計777万ニュージーランドドル(約7億円)を自分の口座に不正に送金し て着服していたとして業務上横領の疑いで逮捕した。
西口元容疑者は、個人でのFX投資に失敗し、損失の穴埋めに流用していたとみて捜査している。
西口容疑者は、不正の発覚を遅らせるため、会社宛ての架空の請求書を偽造するなどしていたが、今年になって、自ら着服の事実を申告し、伊藤忠商事が懲戒解雇したうえで刑事告発していた。
伊藤忠商事は「不正が起きたことを厳粛に受け止め、再発防止に向けて内部統制の強化とコンプライアンスの周知徹底を図ってまいります」とコメントしているという。
以上。

親会社から送り込まれた社員は、子会社ではチヤハヤされ、内部牽制制度も機能しなくなる。伊藤忠商事でさえ、そのことを今回の横領事件で証明している。
伊藤忠商事が今年3月27日に刑事告発した内容を、JC-NETでは4月16日掲載していた。

[ 2014年7月 7日 ]
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