ベネッセ/仙台市の八木山動物公園スタンプラリー参加者名簿までも流出
仙台市は12日、ベネッセ社と市立「八木山動物公園」(太白区)が共催したスタンプラリーの参加者の個人情報が流出した恐れがあると発表した。同園は今秋のラリーを中止する。
仙台市によると、ラリーは2009年秋以降、春と秋の年2回、それぞれ約20日間行われた。参加した中学3年以下の子どもと保護者を対象に、アンケートへの協力を依頼し、住所、氏名、電話番号などを記入してもらって回収して分析していた。
ベネッセ社は、アンケートのデータを使って勧誘を行い、教材などの利用契約をした世帯の情報が流出した可能性がある。
10日、ベネッセ社から市側に連絡があったという。
昨秋のスタンプラリー参加者は約2万人で、アンケート回収率は10.8%だった。
仙台市は、アンケート調査に協力した人たちに対して、ベネッセ側から教材販売の勧誘などがあることを承知していたのであろうか。また、アンケートの回答者に事前に周知するか、アンケート用紙にその旨掲載がなされていたのであろうか。
仙台市が承知していたならば、共催名目で、ベネッセの営業に協力していたことになり、それはそれで問題となろう。
[ 2014年7月14日 ]
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