ただ、内需は、２，４１２億４，１００万円、前年同月比▲３．６％減となった。
　内需のうち、製造業向けは前年同月比２．９％増、非製造業向けは同▲１９．０％減、官公需向けは同１７．４％増、代理店向けは同▲０．６％減で、非製造業向けが厳しい。
　増加した機種は、鉱山機械（５７．４％増）、化学機械（２２．５％増）、タンク（１３８．９％増）、プラスチック機械（８．６％増）、ポンプ（９．９％増）、圧縮機（９．４％増）、送風機（１７．０％増）、変速機（１７．４％増）、金属加工機械（１１．２％増）、その他機械（１１．０％増）の１０機種、
減少した機種は、ボイラ・原動機（▲３９．１％減）、運搬機械（▲１１．１％減）の２機種であった（括弧の数字は前年同月比）。

外需は大幅に増加した。前年同月比８３．１％の大幅増の２，７２０億８，６００万円だった。
プラントは３件、１，５４２億１，８００万円、前年同月比３３８．１％増だった。
増加した機種は、ボイラ・原動機（５５．６％増）、鉱山機械（３０８．０％増）、化学機械（２４４．０％増）、プラスチック機械（５．６％増）、変速機（２２．１％増）、その他機械（０．３％増）の６機種、
減少した機種は、タンク（▲４４．６％減）、ポンプ（▲３２．８％減）、圧縮機（▲３７．７％減）、送風機（▲１３．７％減）、運搬機械（▲３５．５％減）、金属加工機械（▲８１．５％の大幅減）の６機種であった（括弧の数字は前年同月比）。

＜機種別の動向＞
　〔１〕ボイラ・原動機
　　電力の減少により前年同月比▲１４．０％減となった。
　〔２〕鉱山機械
　　化学、その他製造業、外需の増加により同１００．７％増となった。
　〔３〕化学機械（冷凍機械を含む）
　　石油・石炭、官公需、外需の増加により同１２０．７％増となった。
　〔４〕タンク
　　石油・石炭、電力、その他非製造業の増加により同１３２．７％増となった。
　〔５〕プラスチック加工機械
　　情報通信機械、その他製造業、外需、代理店の増加により同６．８％増となった。
　〔６〕ポンプ
　　外需の減少により同▲３．７％減となった。
　〔７〕圧縮機
　　外需の減少により同▲１８．７％減となった。
　〔８〕送風機
　　官公需の増加により同９．２％増となった。
　〔９〕運搬機械
　　食品、その他輸送機械、その他非製造業、外需の減少により同▲２０．３％減となった。
　〔１０〕変速機
　　化学、情報通信機械、その他輸送機械、官公需、外需の増加により同１８．１％増となった。
　〔１１〕金属加工機械
　　外需の大幅減少により同▲６１．２％減となった。
以上。