のべ16億件のメールアドレス売りさばく 池袋の名簿業者「O.P.Z」
出会い系サイトに勧誘する迷惑メールを送りつけて摘発された業者に、東京都内の男性の携帯電話のメールアドレスを提供したとして、都内の名簿業者の社長ら2人が書類送検され、警視庁などはこれまでにのべ16億件以上のメールアドレスを売りさばいていたとみて調べている。
書類送検されたのは、豊島区池袋の名簿会社、「O.P.Z」の30歳の社長ら2人で、法人としての会社も送検された。
社長らは今年6月、出会い系サイトに勧誘する迷惑メールを送りつけて摘発された業者に、都内の23歳の男性の携帯電話のメールアドレスを迷惑メールに悪用されることを知りながら提供したとして、特定商取引法違反のほう助の疑いが持たれている。
社長らは出会い系サイト運営会社から、利用者から得た料金の40%を報酬として受け取っていたということで、調べに対し、いずれも容疑を認めているという。
提供の社長らが、これまでにインターネットのサイト運営会社、約60社に対し、延16億件以上のメールアドレスを売りさばいていたとみて調べている。
また、こうした名簿業者が迷惑メールの温床になっているとみて、取締りを強化する方針。
[ 2014年10月21日 ]
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