アイコン 10月の工作機械受注高 内需は前月比▲7.5% 前年比17.6%増 外需は好調推移

日工会が発表した10月の工作機械の受注高の速報は、世界経済不振といわれる中、外需が大幅に伸びている。特に北米や東南アジアへの輸出が堅調、しかし、欧州は低迷したままのようだ。
一方、為替の影響を直接受けない内需は、前年同月比17.6%増、1月からの累計でも24.0%増と、生産効率・生産増用の各種製造機械が今後増加していくものと見られる。

10月の工作機械受注高 単位:百万円・%
 
10
前月比
前年比
14年累計
前年比
受注総額
134,103
98.9
131.2
1,266,506
135.1
 うち内需
45,460
92.5
117.6
399,736
124.0
 うち外需 
88,643
102.6
139.5
826,770
141.3

外需については円安効果もあり、実質はドルベースで見る必要があるが、それでもかなり伸びている。
日工会は、日本の切削形工作機械メーカーの団体、工作機械事業に関する総合的な団体でCAD/CAMなどのソフトウェア事業者、周辺装置メーカーに加盟し、2014年5月現在の会員数は92社だが、会員による工作機械生産額は、日本国内生産額の90%以上を占めている。

[ 2014年11月12日 ]
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