アイコン 各小売業協会などの10月・9月の売上高状況 判明分のみ  コンビニ10月3.6%増

小売業はそこまで悪化しているのか、各小売業協会で売上高や指数を発表している協会などの各数値を掲載してみた。なんだか価格の高い気分富裕層と投資家様ご用達の百貨店だけがマイナスのようであるが・・・。

1、日本チェーンストア協会の10月 0.5増
チェーンストア販売概況(会員企業60社、9297店)によると、総販売額は1兆482億円(前年同月比0.5%増)となった。
部門別の販売額では、食料品6728億円(2.1%増)、衣料品965億円(▲7.1%減)、住関品2113億円(0.4%減)、サービス33億円(1.7%減)、その他641億円(0.8%減)となった。

2、コンビニエンスストアの10月 3.6%増
日本フランチャイズチェーン協会が発表した10月度のコンビニエンスストア統計調査月報によると、全店売上高は前年同月比3.6%増の8,295億45百万円となった。店舗数は5万1,363店(5.3%増)、来店客数13億6,700万人(3.9%増)、平均客単価593.7円(▲0.7%減)だった。

3、日本百貨店協会の10月 ▲2.2%減
10月の全国百貨店売上高概況は、全国の百貨店(調査対象83社・238店舗)の売上総額は約4,783億円(前年同月比▲2.2%減)となり、7ヶ月連続のマイナスとなった。
地区別では、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の主要10都市の売上は▲0.9%減で2ヶ月連続のマイナス。
 一方、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の地区別売上動向は▲4.8%減で7ヶ月連続のマイナスとなった。

4、日本百貨店協会の10月の外国人観光客 118.3%増
10月の外国人観光客の売上高・来店動向によると、外国人観光客招致会委員店(46店)での免税手続き売上高は約86億7千万円(前年同期比118.3%増)となった。
うち一般物品売上高は約76億2千万円(92.0%増)、消耗品は約10億5千万円、購買客数は1店平均約2,500人で約11万6,000人(152.2%増)、一人当たり購買単価は約7万5千円(▲13.4%減)となった。

5、ユニクロ 9月22.0%増と10月13.9%増
10月の国内ユニクロ事業の売上推移速報によると、直営店(833店)とダイレクト販売の合計売上高は、13.9%増、客数3.3%増、客単価10.3%増となった。

9月の国内ユニクロ事業の売上推移速報によると、直営店(829店)とダイレクト販売の合計売上高は、22.0%増、客数3.4%増、客単価18.0%増となった。

6、9月の商業統計/経産省
経済産業省が発表した9月の商業販売統計速報によると、商業販売額は39兆2,840億円(前年同月比1.5%増)となった。
このうち小売業は11兆2,420億円(2.3%増)、卸売業は28兆420億円(1.2%増)だった。
大型小売店販売額は1兆5,308億円(1.7%増)となった。
百貨店は4,885億円(1.5%増)、(・・・なお、9月の協会の売上高は▲0.7%減となっている)
スーパーは1兆424億円(1.7%増)。
コンビニエンスストアの商品販売額とサービス売上高は、8,742億円(5.6%増)となった。

7、ドラッグストアの9月/経産省
経済産業省が発表した専門量販店販売の動向によると、9月のドラッグストアの売上高は3,887億円だった。店舗数は1万3,210店。
売上高の内訳は、調剤医薬品261億円、OTC医薬品585億円、ヘルスケア用品271億円、健康食品128億円、ビューティケア(化粧品・小物)557億円、トイレタリー405億円、家庭用品・日用消耗品・ペット用品625億円、食品962億円、その他93億円だった。(データが今年からであり比較できない)

8、家電量販店の9月/経産省
経済産業省が発表した2014年9月の専門量販店販売の動向によると、家電大型専門店の売上高は3,128億円となった。店舗数は2,458店。
部門別売上高は、AV家電441億円、情報家電772億円、通信家電319億円、カメラ類204億円、生活家電1,103億円、その他289億円。(データが今年からであり比較できない)

9、ホームセンターの9月/経産省
経済産業省が発表した専門量販店販売の動向によると、ホームセンターの9月の売上高は2541億円だった。店舗数は4,081店。
売上高の内訳は、DIY用具・素材529億円、電気144億円、インテリア186億円、家庭用品・日用品567億円、園芸・エクステリア413億円、ペット・ペット用品191億円、カー用品・アウトドア146億円、オフィス・カルチャー130億円、その他233億円だった。(データが今年からであり比較できない)

10、日本通信販売協会の9月
通信販売売上高によると、9月の会員通販企業145社の総売上高は1,228億4,700万円(前年同月比0.5%増)となった。
商品別でみると、家庭用品は2.9%増、雑貨2.9%増、衣料品は▲0.7%減、食料品▲4.0%減となった。1社あたりの平均受注件数は7万8024件(回答119社)だった。

11、日本フードサービス協会の9月
外食産業市場動向調査によると、外食産業の9月度売上状況は、前年同月比▲2.0%減となった。

12、日本ショッピングセンター協会の9月
ショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SC売上高の前年同月比は0.4%増で、2ヶ月連続でプラスとなった。

13、日本チェーンストア協会の9月
チェーンストア販売概況(会員企業60社、9262店)によると、総販売額は1兆155億円(前年同月比1.5%増)となった。
部門別の販売額では、食料品6657億円(1.9%増)、衣料品850億円(▲2.3%減)、住関品2,009億円(2.4%増)、サービス31億円(0.7%増)、その他606億円(0.0%)となった。

14、各スーパーマーケット協会の9月
オール日本スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、新日本スーパーマーケット協会は、9月実績速報版のスーパーマーケット販売統計調査(集計企業285社)によると、
 総売上高は8,005億8,002万円(全店前年同期比2.0%増)で、うち食品合計は7,051億3975万円(2.4%増)、非食品652億2,582万円(▲1.0%減)、その他302億1,446万円(▲2.6%減)だった。

15、コンビニエンスストアの9月
日本フランチャイズチェーン協会が発表した9月度のコンビニエンスストア統計調査月報によると、全店売上高は前年同月比3.2%増の8,116億300万円となった。店舗数は5万1,363店(5.3%増)、来店客数13億6,700万人(3.9%増)、平均客単価593.7円(▲0.7%減)だった。

16、イオンの9月
イオン(2014年2月期売上高:6兆3951億円)が発表した9月度の連結営業概況によると、売上高は5,314億円(前年同月比0.3%増)となった。

17、日本百貨店協会の9月
1.売上高総額は4,406億円
2.前年同月比▲0.7%(店舗数調整後/6ヶ月連続マイナス)
3.調査対象百貨店84社240店(平成26年8月対比▲1店)
4.総店舗面積6,135,461㎡(前年同月比:▲1.6%)
5.総従業員数78,731人(前年同月比:▲2.8%)
6.(店舗数調整後)3ヶ月移動平均値2~4月6.5%、3~5月4.1%、4~6月▲6.9%、5~7月▲3.7%、6~8月▲2.6%、7~9月▲1.3%

[ 2014年11月21日 ]
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