アイコン 侵略続ける中国 ウイグル族の弾圧強化  テロとバックドア問題

ウイグル自治区には1000万人のトルコ系ウイグル族のイスラム教徒が暮らす。独立しようと したが、毛沢東一派に弾圧され、自治権獲得に終わった。そうしたウイグル居住区に対して、中央政府は事あるごとに漢民族を移住させ、同自治区の漢民族支配 を合理的なものにしてしまった。
同地域は、原油やシェールガス・オイルなど天然資源が豊富で、中央政府により開発が行われているが、その天然資源 の利益は全部漢民族が支配、それどころか働く作業員も漢民族が優先されている。そのため、不満を持つウイグル族が事件を引き起こしてりしているが、そのた びに中央政府は10倍・100倍返しでウイグル族全体に対して大弾圧を行っている。
後50年もすれば、ウイグル自治区のウイグル族は難民になるか、漢民族によりすべて抹殺されてしまうだろう。

12日付の中国の英字紙チャイナ・デーリーによると、新疆ウイグル自治区の議会は、顔や頭を布で覆うイスラム教徒の衣装の着用禁止などを盛り込んだ過激な宗教思想を取り締まる法令案の提出を検討している。同自治区の高級人民法院(高裁)の院長が明らかにしたもの。

同自治区では、ウイグル族女性が宗教上の理由で、頭にかぶるスカーフの着用禁止をめぐってたびたび治安当局と住民との衝突が起きており、法令で禁じられればウイグル族の反発が強まるのは必至となる。
院長は「過激な宗教思想は、自治区の最大の問題の一つであり、法に基づいて処理されなければならない」と強調した。

やはり、覇権主義でハゲタカ・守銭奴経済国家を造り上げた中国現政権は、宗教を否定する旧来の共産党の顔を持ち、その顔をウイグル族弾圧に行使し始めているようだ。

イスラム国やアフガンのタリバン・アルカイダなどが活動する国々とは陸続きであり、こうしたイスラム教徒への大弾圧は、いずれ、そうした本物の過激派イスラム原理主義武装集団が中国へ雪崩れ込み、政府施設や産業施設が破壊活動に見舞われることになろう。

早期に中国中央政権はウイグル族と和解し、原油利権なども含め、漢民族・ウイグル族が共に幸せになれる自治区になるよう最大限の努力をする必要がある。
今回のような宗教を冒涜するようなことが、中央政権により認められれば、深刻な状況に陥る危険性がある。

イスラム原理主義者は、ジハード=聖戦と称して、自爆テロも辞さない人たちで構成されており、すでに、ウイグル族のイスラム教徒の不満が蓄積され、イラクでIS兵士に参加するなど、過激な原理主義者も多くなってきている。
 それを掃討するには、1000万人のウイグル族を虐殺するしかない。
今の共産党政権が共産党とは名ばかりで、春秋戦国時代を今に生きる輩が国家を支配していることを如実に現していることを意味する。チベット民族に対する漢民族=中央政権による大弾圧もまったく同じことがいえる。

<テロとバックドア問題>61398部隊
中国当局は、テロ対策として、情報通信機器に対してバックドア機器の取り付けを義務化させ、情報収集を国の政策として行うと指示している。米国は猛反対しているが、中国当局は、まずは金融機関と取引を行う情報通信機器に取り付けさせるという。当然、次の段階でスマホなど、すべての情報通信機器に対して、行わせるというものである。
米国やカナダ政府は、中国製の情報通信機器、特にサーバーや通信基地局向けの電子機器にバックドアを仕組んでいるとして、政府機関は使用しない指示を出しているが、当時、中国側はそうしたことはないと言明していた。
こうしたことから、世界で販売されている中国製の情報通信機器には、すべてバックドアチップが埋め込まれている可能性が高くなっている。
当然、中国国内の情報通信機器には、すべてに取り付けられているものと見られ、中国で販売されているサムスンやアップル製スマホにも、中国での販売許可との交換条件で、取り付けられている可能性がある。そうしたことを両社が情報開示していない可能性もある。
中国では、中国軍のネット専門諜報機関とされる上海61398部隊の存在や10万人ともされるメールやネットでの政治的書き込みの禁止と監視および即消し込みするためのネット監視員の存在がある。

 

[ 2015年3月13日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
「医療法人社団菫会」前田章理事長と黒い巨頭(06/08 11:36) 2015:06:08:11:36:29
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめの「建設・建築求人ナビ」 が便利です。


PICK UP

↑トップへ