アイコン コンビ 車載用チャイルドシート12万台リコール  ネルーム/ネセルターンなど

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育児用品大手コンビは31日、乗用車に取り付ける乳幼児用のチャイルドシートのベルトが外れる恐れがあるなどとして、6種類、計11万9897台(製造期間2013年10月~15年7月)のリコールを国土交通省に届けた。

チャイルドシートのリコール制度が始まった04年以降、国内最多となった。

A、不具合の部位
1、 腰ベルト及び股ベルト取付け部
2、 回転操作レバー(7万6,257台)

B、.原因
1、 製造管理が不適切なため、腰及び股ベルトの取付け部が嵌合不良となっているものがある。そのため、衝突時にベルトが外れて、乗員を確実に拘束できないおそれがある。

2、回転操作レバーに取り付けられているロッドカラーと操作スイッチ(ストッパー)の寸法のバラツキを考慮していないため、双方が接触して、回転操作レバーが元の位置に戻らないことがある。そのため、チャイルドシートの回転を固定させるためのロック機構が作動できず、チャイルドシートの回転が固定できないおそれがある。

C、改善措置の内容
1、全装置点検し、嵌合不良防止部品を組み付ける。
2、操作ユニット一式を対策品に交換する。

D、不具合件数
1、74件
2、825件
事故等なし

E、対象製品は
「ネルーム/ネセルターン」型式CB-UTC、94,210台
「ネルーム/ネセルターンISOFIX」CC-UID、9860台
「ネルーム」
「ネルームISOFIX」
「ママロン」、CB-ELC、11891台
レカロチャイルドセーフティ社(大阪市)に供給した
「RECARO Start X」。CB-UTC、3936台
  コンビ社は、無償で部品交換などの措置を取るほか、希望者には代わりのチャイルドシートを貸し出す。
問合先のフリーダイヤルは、0120-470287。
なお、製造は関連の東莞康貝童車玩具有限公司。

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[ 2015年9月 1日 ]
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